商大生が育てたジャガイモを、子ども食堂に寄付


商大生が根小屋町の耕作放棄地で作ったジャガイモ70kgを子ども食堂「こちら、学校前食堂」に寄付します。

 

 この度、高崎商科大学萩原ゼミ(上州ぐんまESD実践研究会)では、根小屋町の耕作放棄地と大学構内の農園で育てたジャガイモを、南八幡地域で子ども食堂を運営している「こちら、学校前食堂」(協働役員:堀越勝徳・清水明夫・他)に寄付する運びとなり、下記のように贈呈式を行うことになりました。

 

 2016年以来、萩原ゼミの学生を中心とした学生有志は、木部町や木部町環境保全推進協議会の方々の協力を仰ぎながら、木部町の共同農場と大学内に開墾したミニ農園で、いろいろな作物を栽培してきました。これまで農園で栽培したジャガイモと里芋は鹿児島県霧島市の黒酢醸造所・朝日酢食品株式会社(白川賢一社長)に送り、ジャガイモ酢・里芋酢を製造しています。2021年に木部町で収穫した里芋の一部を地域に還元するということで子ども食堂「こちら、学校前食堂」に寄付しました。昨年は同様にジャガイモを子ども食堂に寄付しました。

 今年は木部町ではなく、これまでの活動を見ていた根小屋町の方から、耕作放棄地になって10年以上の土地をぜひ活用してもらいたい、と提供していただき、この場所で地域住民の方からの指導を仰いでジャガイモを栽培しました。そして収穫したジャガイモ101kgのうち、70kgを子ども食堂に寄付いたします。

 これは群馬県内におけるSDGs(持続可能な開発目標)に関する取り組みの中でも、ローカルSDGs(地域循環共生圏)の取り組みと位置付けることができます。商大生が大学のある地域から学び、その学びの結果として収穫したジャガイモを地域に還元するということも、ローカルSDGsに当たるものと言えると考えております。

 

≪概要≫

■期  日:2023年7月24日(月) 16時30分

■場  所:こちら、学校前食堂(群馬県高崎市山名町1567-1)

■問合せ先:上州ぐんまESD実践研究会(高崎商科大 萩原豪研究室内)

      萩原携帯:090-3593-9481 研究室FAX:027-347-9321 E-mail:josyu-esd@pompoco.net

 

萩原ゼミではゼミ生を中心に上州ぐんまESD実践研究会を設立し、「持続可能な社会の構築と健康まちづくり」にかかわるカツ小津を展開しています。これまで郡馬と三陸を結ぶ被災地復興支援活動、下仁田町の桑茶の知名度向上を目的としたレシピコンテスト、群馬県を中心に環境保全活動(SDGsを含む)を行っている市民・民間団体・企業の方々に活動報告と交流の場として「上州ぐんま市民環境保全活動発表会&交流会」の開催、日本最大の環境見本市・エコプロでの展示発表など、幅広い活動を展開しています。

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